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ケアマネ試験の日程はいつか。第29回の実施日と申込期間、合格後の流れまで解説

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監修者

名前 / Name  
大石 智之

実績 / Achievements
介護・福祉業界に入り、現場のホームヘルパーとして介護の実務経験を積む。

その後、デイサービスの立ち上げおよび責任者、訪問介護事業所の立ち上げおよび責任者、福祉用具貸与事業所の責任者を歴任。

さらに、居宅介護支援・訪問介護・福祉用具・デイサービスの各事業を統括する責任者として、介護事業の運営・マネジメントに携わる。

約7年間の勤務を経て独立し、居宅介護支援事業と福祉用具事業を柱として株式会社ログを設立。

設立後は地域に根ざした介護・福祉サービスの展開を進め、現在は居宅介護支援事業所10事業所を中心に、複数の介護・福祉事業の経営・運営を行っている。

現場の介護職から事業所の立ち上げ、管理・統括、そして経営まで、介護・福祉事業に幅広く携わっている。

ケアマネ試験は年に1回、10月の日曜日に全国一斉で実施されます。第29回は2026年10月11日で、申込は6月に締め切られました。日程を押さえるうえで重要なのは試験日だけではありません。申込期間は1か月しかなく、合格後には87時間以上の研修が控えています。年間の流れを公的資料で整理します。


第29回(2026年度)試験の日程

まず直近の日程を確定させます。試験日、申込期間、合格発表の3点を押さえれば、1年の流れが見えてきます。

試験日は2026年10月11日

第29回介護支援専門員実務研修受講試験は、令和8年10月11日(日)に実施されます。開始時刻は午前10時です。ケアマネ試験は例年10月の日曜日に全国一斉で行われており、問題も合格基準も都道府県共通です。

受験できる会場は指定されており、受験票に記載された会場以外での受験はできません。会場は都内の大学等が予定されるなど、都道府県ごとに設定されます。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/

申込期間は6月の1か月間

受験要項および受験申込書の配布と、受験申込の受付期間は、いずれも令和8年6月1日(月)から6月30日(火)まででした。申込は当日消印有効で、第29回の受付はすでに終了しています。

申込期間が1か月しかない点が、この試験の日程管理で最も注意すべきところです。実務経験証明書は勤務先ごとに代表者印が必要で、退職済みの職場に依頼する場合もあります。6月に入ってから準備を始めると間に合わないことがあります。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/

合格発表は11月下旬

合格発表は、東京都の場合で令和8年11月24日(火)が予定されています。試験日からおよそ1か月半後です。合格発表にあわせて、正答番号と合格基準も公表されます。

なお受験手数料は都道府県によって異なります。東京都は12,400円(別途コンビニ振込手数料148円)、大阪府は13,400円(別途払込手数料)です。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/ / 大阪府「第29回大阪府介護支援専門員実務研修受講試験のお知らせ」https://www.pref.osaka.lg.jp/o090100/kaigoshien/care/shiken03.html


試験当日の実施方法

日程とあわせて、当日どのような形式で行われるかも把握しておきましょう。時間配分の計画にも直結します。

試験時間は120分、出題は60問

試験時間は120分です。点字受験者は1.5倍の180分、弱視等受験者は1.3倍の156分となります。

出題数は60問で、内訳は介護支援分野が25問、保健医療福祉サービス分野が35問です。受験者は一律で60問すべてを解答します。単純計算すると1問あたり2分ですが、事例問題では読解に時間がかかるため、過去問演習の段階から時間を測っておくことが重要です。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/

出題は五肢複択方式のマークシート

出題方法は五肢複択方式で、解答はマークシート方式です。五肢択一ではなく複択である点が特徴で、正しい選択肢をすべて選ぶ必要があります。

一つでも取りこぼしや誤りがあれば得点になりません。「なんとなく正しそうな1つ」を選ぶ形式ではないため、あいまいな理解では対応できない設計になっています。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/

合格基準は当日には分からない

合格基準は、介護支援分野、保健医療福祉サービス分野ごとに正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正して設定されます。そして両方の分野で基準に達した者が合格となります。

固定の合格点が事前に決まっているわけではないため、試験当日に自己採点をしても合否は確定しません。正式な正答番号と合格基準は、合格発表にあわせて都道府県が公表します。

出典:東京都福祉局「令和7年度(第28回)東京都介護支援専門員実務研修受講試験に係る正答番号及び合格基準の公表について」https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kourei/shikaku/r7_seitoukijyun


次回(第30回)に向けた年間スケジュール

第29回の申込は終了しているため、これから受験する人が目指すのは2027年の第30回です。1年をどう使うかを設計しましょう。

例年の流れは「6月申込、10月試験、11月発表」

例年、受験要領の配布と申込受付は5月下旬から6月にかけて行われ、試験は10月の日曜日、合否の通知は11月下旬という流れです。第30回も同様のスケジュールになると見込まれますが、正式な日程は各都道府県が公表します。

逆算すると、学習期間として使えるのはおよそ1年です。年明けから本格化させるのでは、働きながらの受験では時間が足りなくなりがちです。

書類準備は申込の3か月前から

日程管理で最も失敗が多いのが書類です。受験申込では実務経験証明書と資格の登録証等の写しの提出が必須で、証明書は勤務先ごとに代表者印をもらう必要があります。

複数の職場を経験している場合、退職済みの事業所に連絡を取るところから始まります。相手にも作成の手間がかかるため、申込期間が始まってから依頼するのでは間に合いません。遅くとも3月頃には勤務歴を洗い出し、依頼先を確定しておくと安全です。

出典:大阪府「ケアマネ試験の受験要件の変更について」https://www.pref.osaka.lg.jp/o090100/kaigoshien/care/keamanesikenhenkou.html

受験地は申込日時点の状況で決まる

日程とあわせて確認が必要なのが受験地です。申込日現在、受験資格に該当する業務に従事している場合はその勤務地の都道府県、従事していない場合は住所地の都道府県で受験します。

複数の勤務地がある場合は、主たる勤務地の所在する都道府県での受験となります。また申込後に受験地を変更することはできず、誤って申し込むと受け付けられません。県境をまたいで通勤している人は、早めに確認しておいてください。

出典:公益財団法人東京都福祉保健財団「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」https://www.keamane.tokyo.jp/shiken/


合格後に待っている日程

試験に合格しても、すぐにケアマネとして働けるわけではありません。合格後の日程まで含めて計画を立てましょう。

87時間以上の実務研修がある

合格後は、都道府県が実施する介護支援専門員実務研修(87時間以上)を修了する必要があります。厚生労働省が示すガイドラインでは、研修は前期と後期に分かれ、講義と演習で構成されています。

前期はケアマネジメントプロセスの基礎、後期は疾患別のケアマネジメントが中心です。合格発表が11月下旬であることを踏まえると、年明けから研修が始まる日程が一般的です。

出典:厚生労働省「別冊1 介護支援専門員実務研修 各科目のガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/content/001089251.pdf

途中に事業所での実習が入る

研修の途中には「ケアマネジメントの基礎技術に関する実習」が組み込まれています。利用者への居宅訪問を行い、アセスメントの実施から居宅サービス計画の作成、サービス担当者会議の同席、モニタリングまで一連のプロセスを体験します。

実習は前期日程の終了日から後期日程の開始日までの期間に3日間以上とされ、連続で実施する必要はないとされています。平日日中に行われるため、勤務先との調整が必要になります。

出典:宮城県「介護支援専門員研修 実務研修」https://www.pref.miyagi.jp/site/keamane/zitumukensyu.html

登録と証の交付を経て業務開始

研修を修了したら、都道府県への資格登録を行い、介護支援専門員証の交付を受けて、はじめてケアマネとして業務に就けます。

試験の申込から数えると、実際に働き始めるまで1年以上かかる計算になります。受験を決めた段階で、合格後の研修期間の確保と、勤務先への相談まで視野に入れておくと、その後の動きがスムーズです。


ケアマネ試験の日程についてよくある質問

日程に関して問い合わせが多い点をまとめました。

ケアマネ試験はいつ行われますか?

第29回は令和8年10月11日(日)午前10時開始です。例年10月の日曜日に全国一斉で実施されます。

申込はいつからいつまでですか?

第29回(東京都)の場合、受験要項の配布と申込受付はいずれも令和8年6月1日から6月30日まででした。当日消印有効で、すでに受付は終了しています。

合格発表はいつですか?

東京都の場合、令和8年11月24日(火)が予定されています。試験日からおよそ1か月半後で、あわせて正答番号と合格基準も公表されます。

試験は年に何回ありますか?

年に1回のみです。不合格の場合、次の機会は翌年になります。

受験手数料はいくらですか?

都道府県によって異なります。東京都は12,400円(別途コンビニ振込手数料148円)、大阪府は13,400円(別途払込手数料)です。

合格したらすぐに働けますか?

働けません。都道府県が実施する介護支援専門員実務研修(87時間以上)を修了し、資格登録と介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。研修の途中には3日間以上の実習も組み込まれています。


ケアマネ試験の日程についてのまとめ

第29回ケアマネ試験は2026年10月11日に実施され、申込は6月30日で締め切られました。合格発表は11月下旬です。試験は年1回のみで、次回は2027年の第30回になります。申込期間が1か月しかないため、実務経験証明書の準備は春のうちに着手するのが安全です。合格後も87時間以上の研修と3日以上の実習が控えているため、1年以上の見通しで計画を立てましょう。分の勤務日数を数えるところから始めましょう。


執筆者
ケアマネクスト編集部
ケアマネクスト編集部
ケアマネとして働く方のキャリアの「次」と、事業所のこれからの「次」。
その両方の後押しになるよう、試験や制度、働き方、事業承継の情報をお届けしています。
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